ハリマ化成グループ

主な製品紹介

樹脂・化成品

product

高屈折率コーティング剤

タッチパネル画面をより美しく進化させる
ハリマのナノテクノロジー

スマートフォンやタブレット端末を指先でスイスイ操作できるタッチパネル。実はタッチパネルには、指先が触れた場所を感知する透明配線が施されています。この透明配線と基材の間に屈折率の高いコーティング膜を設けると、光の通り方が整って両者の境目が目立たなくなり、ディスプレイ画面がより美しく精細に生まれ変わります。

こうしたタッチパネル技術にひと役買っているのが、ハリマの「超微粒子を用いた高屈折率コーティング剤」。

酸化チタンや酸化ジルコニウムのナノサイズの超微粒子を分散剤を使って均一に分散させることで、高い屈折率を実現できます。このとき、分散剤と超微粒子の相性が悪いと粒子がうまく分散せず、コーティング膜が白く濁ることも。

また、分散剤の量が多過ぎるとコーティング膜の屈折率が低下し、ディスプレイの美しさが損なわれる恐れがあります。

ハリマは長年培ってきた合成技術を駆使して試行錯誤を重ねた結果、超微粒子と相性がよく、少量で効果のあるアクリル系分散剤を開発。超微粒子の種類や粒子のサイズ、配合量、分散方法を最適化ることすで、透明で屈折率の高いコーティング剤を実現させました。

ディスプレイの美しさを競い合うスマートフォンやタブレット端末。その水面下では優れたコーティング剤や分散剤の開発と進化が欠かせないことを、ぜひ覚えておいてくださいね。