未来の高機能なクルマを支える
ハリマの「高耐久性はんだ」
ハリマの「高耐久性はんだ」
ガソリンをほとんど使わないクルマ。障害物を感知して自動的に止まるクルマ。まだ研究段階ですが、自動運転システムを備えたクルマ。近年、クルマの高機能化に拍車がかかっているとお感じの方が多いのではないでしょうか。
モーターやバッテリー、車体のコントロールシステム、エアコン、カーナビなど、クルマに不可欠な機能はすべて電気で制御されており、電子部品を複雑に接合した基板を多数搭載する必要があります。この電子基板づくりで活躍するのが、ハリマの「はんだペースト」。接合後のフロン洗浄なしでも腐食しないため、安全面や環境面で自動車業界に大いに貢献しています。
また、昨今のクルマのコンパクト化にともないエンジンルーム内に搭載される電子基板が増え、厳しい高温の環境にさらされるようになりました。そもそも電子基板は基板、電子部品、接合はんだ部がそれぞれ熱膨張率が異なる素材で構成されているもの。そのため、熱が加わると接合部に亀裂が発生しやすくなり、クルマの安全性に影響を及ぼしかねません。
そこでハリマは、大きな温度変化に強い「高耐久性はんだ」を開発。過酷な使用環境下でも確実に電子基板が動作するように配慮しました。
ハリマの技術を数多く載せて走る日本のクルマ。今後続々と登場する次世代のクルマでも、ハリマの技術が大いに活躍しそうです。