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財団法人松籟科学技術振興財団2006年度(第24回)研究助成金を贈呈

 2007年2月23日、2006年度(平成18年度)の財団法人松籟科学技術振興財団(理事長:長谷川吉弘、ハリマ化成株式会社社長)の第24回研究助成金の贈呈式がホテルオークラ(東京虎ノ門)で開催されました。贈呈式では文部科学省の鎌田隆一氏(研究振興局奨励室長)からも祝辞をいただき、続いて受賞者(下記一覧表参照)を代表して京都大学大学院工学研究科の大江浩一教授より挨拶をいただきました。
 当財団は創造的な科学技術の創出・振興を目的に、1983年に設立され、「植物由来の化学物質に関する研究」、「エレクトロニクス複合材料に関する研究」、「機能性有機材料に関する研究」の3テーマについて、優れた研究に対して助成金を贈呈いたしております。本年度を含めて延べ471名の方々に総額5億2,360万円の助成金を交付しております。


画像 助成金を受けられた研究者の方々の写真
写真 : 助成金を受けられた研究者の方々

機関名 役職 氏名 研究課題
東京農工大学 教授 米澤 宣行
よねざわのりゆき
高い耐薬品性の芳香族ポリケトンおよび超臨界流体との液々相分離を利用したその多孔膜化方法の開発
京都大学 助教授 入江 一浩
いりえかずひろ
Daphnoretinをリードした抗ガン剤の開発
京都大学 教授 大江 浩一
おおえこういち
効率的カルベノイド発生法による有機電界効果トランジスタ材料の創製
大阪大学 助教授 和田 健彦
わだたけひこ
植物由来キラル芳香族カルボン酸とアミンが形成するキラル錯体をin situ増感剤とする超分子不斉光反応系の創製
大阪大学 教授 宇山 浩
うやまひろし
松脂の特性を活かした環境に優しい植物性樹脂改質剤の開発
東京工業大学 助教授 土井 隆行
どいたかゆき
新規バナナ型液晶化合物のコンビナトリアル合成法の開発
東京大学 助教授 島田 敏宏
しまだとしひろ
層状物質ナノクラスターの電界発光素子への応用
京都大学 助教授 伊藤 和博
いとうかずひろ
薄膜表皮効果を用いた超微細LSI銅配線用薄膜バリア層自己組織化の研究
東京大学 助教授 西林 仁昭
にしばやしよしあき
光学活性硫黄架橋ニ核ルテニウム錯体の合成とその触媒機能開発
姫路獨協大学 助手 薬師寺 大二
やくしじたいじ
透析膜表面における浸水化剤のナノ表面構造の解析
大阪大学 講師 森内 敏之
もりうちとしゆき
レドックススイッチング機能を有する機能性共役分子システムの開発
東京工業大学 助手 大森 健
おおもりけん
多官能生ポリフェノールの合成と生理活性評価に関する研究
大阪大学 助教授 寺尾 潤
てらおじゅん
科学的手法を用いるビルドアップ方式によるナノ分子デバイスの作製
名古屋大学 助手 波多野 学
はたのまなぶ
超分子クラスター化技術を用いる含フッ素超強酸性有機材料の開発
立命館大学 助教授 前田 大光
まえだひろみつ
複合型配位ポリマーの創製とナノ構造制御
千葉大学 助手 大槻 崇
おおつきたかし
難治性疾患の予防・治療薬開発に向けた天然小分子の探索研究
東北大学 助手 佐藤 勝彦
さとうかつひこ
コンカナバリンAを用いたマイクロカプセルの調整と糖応答性