ハリマ化成グループ

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樹脂・化成品

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[松やに(ロジン)]
国内タイヤの約半数にハリマのロジン
自動車産業の進化に応え、
さらに強固な関係性へ

 昔では考えられなかった電気自動車が今や当たり前に道路を走っています。近い将来には自動運転車が当たり前になるかもしれません。そんな目まぐるしく進化を遂げる自動車産業の中でも、変わらず必要とされるものがあります。それがタイヤです。たとえ空飛ぶ車が開発されたとしても、地上で生活する限りタイヤは活用されるでしょう。

 タイヤの主原料となるスチレンブタジエンゴム(SBR)の製造方法の一つに、乳化重合という手法があります。ここでは油成分であるスチレンとブタジエンを水の中に油滴として分散させ、この状態を安定させるために乳化剤が添加されます。実はその乳化剤として、国内のタイヤの2本に1本にはハリマの松やに(ロジン)が使われているのです。

 重合は低温で行われますが、ロジンの安定性はその製造処方に適しているだけでなく、重合後もゴム中に残存することでタイヤの性能に必要な諸物性を高めたり、ゴムをタイヤに加工するときに必要となる粘着性を持たせたりすることに役立っています。トラックなどの大型タイヤに必要とされる強度の向上に貢献していることからも、タイヤとロジンの相性のよさがうかがえます。

 また、ロジンは木材から採れる天然資源であり、非可食バイオマス原料でもあります。

 ハリマで扱うロジンは、紙パルプを生産する際に発生する副生物を原料として、独自の「精留技術」で取り出し、貴重な資源を余すことなく活用しています。まさに今話題のSDGsやカーボンニュートラルに貢献できる素材です。

 迅速に進化する自動車産業の中で、切っても切れない関係性を持つタイヤとロジン。ハリマも迅速な技術進化で応え、さらに強固な関係性を築き上げ、安心・安全なカーライフに貢献していきます。