ハリマ化成グループ

ニュースリリース

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カーボンニュートラル都市ガス導入のお知らせ

ニュースリリース 2022年07月01日発表

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ハリマ化成グループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長谷川吉弘、以下、当社)は加古川製造所、ハリマエムアイディ(兵庫県加古川市)、伊保基地(兵庫県高砂市)にて、大阪ガス株式会社が提供する
「カーボンニュートラル都市ガス」の利用を2022年度より開始しています。

「カーボンニュートラル都市ガス」は、天然ガスの採掘から燃料として消費されるまでのそれぞれの工程で発生するCO2を、専用の認証基準で認められたCO2クレジットで相殺した液化天然ガス(LNG)を指します。このCO2クレジットは、企業が行う環境保護活動を定量化したクレジットとして計算し、間接的なカーボンオフセットを実現するものです。

当社は、「自然の恵みをくらしに活かす」企業理念のもと、再生可能資源である松やに(ロジン)などを使って化学素材をつくるパインケミカル事業を中心に展開してきました。また、2021年には、日本政府が掲げている「2030年に温室効果ガス(GHG)を2013年度比46%削減する」目標に対し、「3年前倒して2027年に46%、2030年には50%削減する」方針を表明し、さらに2050年までにカーボンニュートラルに向けて取り組んでいます。

これまで加古川製造所にバイオマス発電設備(2005年、最大出力 4,000kW)、そして伊保基地には太陽光発電システム(2014年、発電能力 1,129kW)を稼働させ、再生可能エネルギーの利用促進に取り組んできました。バイオマス発電の活用により国内拠点のCO2排出量の約70%を相殺しています。また、カーボンニュートラル都市ガスを導入することで、CO2の実質排出量のうち約45%を占めていた都市ガスの影響を0に近づけることに着手しています。加古川製造所、ハリマエムアイディは、国内製造拠点のCO2排出量の約4割を占めているため、カーボンニュートラル都市ガスの導入により、ハリマ化成グループ全体としての環境負荷を大きく削減することが期待されます。

今後も、これらの取り組みを継続しつつ、国内でのGHG削減活動を海外拠点へ展開させ、2050年までにグループ全体でカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。

関連情報
 ハリマ化成グループ「温室効果ガス排出量削減の前倒し達成について」
 https://www.harima.co.jp/news_release/2021/0616142720.html

本件に関するお問い合わせ先
 ハリマ化成グループ株式会社 広報グループ
 TEL:06-6201-2477
 URL:https://www.harima.co.jp/inquiry.php/