ハリマ化成グループ株式会社（代表取締役社長：長谷川 吉弘）は、株式会社三井住友銀行（頭取CEO：髙島 誠）が取り扱う「ＥＳＧ／ＳＤＧｓ評価シンジケーション」における「ＥＳＧ／ＳＤＧｓ評価」で、最上位評価（AAA）を取得しました。

　「ＥＳＧ／ＳＤＧｓ評価シンジケーション」とは、金融を通じたＥＳＧ／ＳＤＧｓへの取組支援の一環として、株式会社三井住友銀行が株式会社日本総合研究所（代表取締役：谷崎 勝教）と作成した独自の評価基準に基づき、企業のＥＳＧ※１側面の取組や情報開示、ＳＤＧｓ※2達成への貢献を評価し、その趣旨に賛同いただいた金融機関によって組成されるシンジケート・ローンとなります。

　今回の評価結果では、「気候変動への対応」、「従業員への配慮」、「サステナビリティマネジメント」において非常に高い水準であると判断されました。企業経営においては、大変優れたＥＳＧの取組と情報開示の実施、また、事業を通じたＳＤＧｓ達成への高い貢献意欲があることから、最上位評価の「総合評価ランクAAA」となりました。

　ＥＳＧおよびＳＤＧｓ達成に向けた当社の取組では、特に以下の内容が評価されました：

Ｅ（環境）：	自社の事業活動に伴う温室効果ガスの排出削減に向けて、2030年、2050年を目標年とする数値目標を開示。生産工程におけるCO2排出量の削減に向けて、重油・灯油からLPガスへの燃料転換やエネルギーのモニタリング、モーダルシフトを実施する等、省エネの取組を推進している点。
Ｓ（社会）：	従業員の働き方改革を全社的に進めるため、ノー残業デーや在宅勤務制度等を導入。また、多様な人材の活躍に向けて、女性社員のキャリア形成研修や、障がい者雇用を進めるハリマファームのオープン等、具体的な取組内容を開示している点。
Ｇ（ｶﾞﾊﾞﾅﾝｽ）：	ＥＳＧに関する取組をより一層推進するため、2021年11月、サステナビリティ推進室を設置し、ＥＳＧの視点で新たな社会価値を創造するためのマネジメント体制を強化。株主向けの媒体においても、循環型事業の推進、環境に配慮した製品開発、CO2排出削減など積極的に取り組むことを明確に言及している点。
ＳＤＧｓ：	本業を通じたＳＤＧｓ貢献への具体的な取組として、植物由来の原料を使用した製品を開発し（インプット）、その普及（アウトプット）を通じて、製品ライフサイクルにおける環境への負荷低減等を実現（アウトカム）し、ＳＤＧｓが示す「目標12（つくる責任つかう責任）」等に貢献している点。

　これからも、ハリマ化成グループは循環型事業への挑戦を続けてまいります。

■ご参考
※１　「ＥＳＧ」とは
ＥＳＧとは環境（Environment）、社会（Social）、企業統治（Corporate Governance）の頭文字をとったものです。何れの側面も企業が事業活動を展開するにあたって配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。

※2　「ＳＤＧｓ」とは
Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）の略称。国連総会で採択された、新興国だけでなく先進国等あらゆる国と地域が、貧困や平等、教育、環境等、「誰もが取り残されない世界」の実現を2030年までに目指す17の目標と169のターゲットのことです。

■本件に関するお問い合わせ先
ハリマ化成グループ株式会社　広報グループ
TEL：06-6201-2477
URL：https://www.harima.co.jp/inquiry.php/