ハリマ化成グループ

ニュースリリース

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原料(粗トール油)流出事故について

ニュースリリース 2007年02月15日発表

このほど、ハリマ化成株式会社の子会社ハリマエムアイディ株式会社において平成19年2月10日(土)午前7時、原料(粗トール油)貯蔵タンクで、粗トール油(注1)のタンク間の移し替え作業中に、タンク液面計の不具合により、タンクから粗トール油約10KLがオーバーフローし、防油堤(注2)内に漏洩しました。
  直ちに回収作業を実施し、同日18時までに、防油堤内に漏洩した粗トール油をほぼ回収しました。11日から12日にかけても、残留分の回収作業を継続いたしました。

  平成19年2月13日午前10時、弊社製造所南の白ケ池川への流出が判明し、直ちにオイルフェンス、オイルマットで流出油を回収し、また、土嚢で流出を遮断いたしました。

  工場外への流出の原因として、粗トール油が防油堤内に漏洩した際に、回収作業を即刻開始いたしましたが、一部が地中に浸透し、埋設排水管に流入してきたものと思われます。  

(注1)粗トール油:製紙業界で使用するパルプを製造する際に、副生する植物由来の油分(ロジン=松ヤニ、脂肪酸が主成分です)。

(注2)防油提:タンクの破損などにより内容物が漏洩しても流出しないように、タンクを取り囲むように設けた壁。